【アリエン・ロッベン】利き足と逆サイドにウインガーを配置するきっかけとなったレフティがスゴイ。
チェルシー、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンとメガクラブでプレーしてきたアリエン・ロッベン。
左利きは左サイドで起用されることが定石となっていた時代に、利き足とは逆サイドにウイングを配置する戦術を生み出したアタッカーだ。
右サイドでボールを受けてカットインからのシュートが最大の武器で、ディフェンスが止めに来てもそれを超えるプレーでゴール決める。
さらにその逆をとった縦に抜けるプレーでは、ゴールラインをえぐるドリブルでビッグチャンスを生み出してしまう。
スピードはカウンターでも武器となり、細かいステップは狭いスペースで大いに活きる。
スピードスターゆえに負傷がちなのが残念で、シーズンを通してレベルの高いプレーができていればバロンドール候補に名が挙がる選手。
年齢的に引退も視野に入れ始めているかもしれないが、オランダ、イングランド、スペイン、ドイツとタイトルを獲得してきたオランダ史上最高のウインガーだろう。
アリエン・ロッベン | |||
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シーズン | チーム | 試合 | 得点 |
2000-2001 | フローニンゲン | 18 | 2 |
2001-2002 | フローニンゲン | 34 | 10 |
2002-2003 | PSV | 41 | 13 |
2003-2004 | PSV | 34 | 9 |
2004-2005 | チェルシー | 29 | 9 |
2005-2006 | チェルシー | 40 | 7 |
2006-2007 | チェルシー | 36 | 3 |
2007-2008 | レアル・マドリード | 28 | 5 |
2008-2009 | レアル・マドリード | 37 | 8 |
2009-2010 | バイエルン・ミュンヘン | 37 | 23 |
2010-2011 | バイエルン・ミュンヘン | 17 | 13 |
2011-2012 | バイエルン・ミュンヘン | 36 | 19 |
2012-2013 | バイエルン・ミュンヘン | 31 | 13 |
2013-2014 | バイエルン・ミュンヘン | 45 | 21 |
2014-2015 | バイエルン・ミュンヘン | 30 | 19 |
2015-2016 | バイエルン・ミュンヘン | 22 | 7 |
2016-2017 | バイエルン・ミュンヘン | 37 | 16 |
2017-2018 | バイエルン・ミュンヘン | 18 | 3 |
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