【マルティン・ウーデゴール】ステップアップしたノルウェーの神童がスゴイ。
15歳でノルウェー代表に選ばれ、16歳でレアル・マドリードと契約し世界中の話題を集めたマルティン・ウーデゴール。
レアル・マドリードのトップチームに定着することは叶わずに、3シーズン目の武者修行でヘーレンフェーンから中堅クラブのフィテッセへ活躍の場を移している。
ボールテクニックに優れた左利きのチャンスメイカーで、相手を翻弄するボールコントロールやキックフェイントはピクシーのように美しい。
レフティーのアタッカーらしく右サイドからのカットインが武器の一つだが、そこを閉められるとその先のプレーが尻すぼみになってしまう。
縦に抜けてゴールライン際をえぐるような馬力のある選手ではないので、その部分が大きな壁になっているともいえよう。
ピルロがレジスタにポジションを移し、モドリッチやダビド・シルバがハードワークするセンターハーフで起用されるなど、テクニシャンの進む道はそこにあるのかもしれない。
top