【レオナルド・パヴォレッティ】遅咲きのヘディングマスターがスゴイ。
イタリアの下部リーグを渡り歩いて、2014年にようやくセリエAにたどり着いたレオナルド・パヴォレッティ。
その後のジェノアでの活躍から、負傷離脱したアレク・ミリクの代役としてナポリへ移籍したもののメルテンスの覚醒で出番を失い、現在はカリアリでプレーしているセンターフォワードだ。
クロスに合わせる空中戦を武器にした典型的なエアバトラーで放り込み戦術を取るチームにはピッタリのプレースタイル。
逆にナポリのようなハードワークからの波状攻撃をスタイルとするチームにはハマりづらいタイプだろう。
オールドスタイルのセンターフォワードといえる選手だがボックス内の空中戦に関してはとことん強いので、エル・シャーラウィやキエーザなど機動力のあるアタッカーが増えているアズーリにとって、試合終盤におけるロングフィードやセットプレーで大きな戦力となる希少な選手だ。
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