【アンドレアス・クリステンセン】デンマーク史上最高のセンターバックがスゴイ。
2012年にチェルシーのアカデミーに入団すると、2年間のドイツへの武者修行を経てチェルシーに戻ってきたアンドレアス・クリステンセン。
2018-2019シーズンはサッリとの相性が合わずに出場数を減らすことになったが、攻守に貢献のできる世界有数の能力を持つセンターバックだ。
アンドレアス・クリステンセンの特筆すべき能力の一つが足元の技術とビルドアップ能力。ボールテクニックの高さで無駄なクリアが少なく、自身の前のスペースが空いていればドリブルで持ち上がってディフェンスをおびき寄せてからブロックを崩しにかかる。パス能力の高さはディフェンスラインでボールを回しながらブロックの穴を探して攻撃のスイッチを入れる縦パスを効果的に差し込める。
攻撃面に関してはダビド・ルイスも似たような能力を持っており、サッリはアンドレアス・クリステンセンよりも経験値が高くリーダーシップの取れるダビド・ルイスを重宝しているのだろう。
ディフェンス面はデンマーク人の大柄な体格で空中戦に強く、ポジショニングの良い安定感のあるセンターバック。ダビド・ルイスが前にガンガンアタックするのに対して、アンドレアス・クリステンセンはマークにアタックできる距離とカバーリングの適切なポジションを図ることができて、パスが入れば有利な状況で対応できるので派手なボディコンタクトは少ない。
攻守両面において能力が高く、ディエンスラインからボールをつないで攻めていくスタイルを趣向するチームにとってはぜひとも獲得したい選手だろう。
チェルシーでサッリ政権が長く続き、今シーズンもベンチにいることが多くなるのであれば獲得に乗り出すクラブは多いはずだ。
アンドレアス・クリステンセン | |||
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シーズン | チーム | 試合 | 得点 |
2014-2015 | チェルシー | 3 | 0 |
2015-2016 | ボルシアMG | 39 | 3 |
2016-2017 | ボルシアMG | 43 | 4 |
2017-2018 | チェルシー | 40 | 0 |
2018-2019 | チェルシー | 29 | 0 |
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