【ユリアン・ブラント】ドルトムントが獲得したドイツの10番がスゴイ。
2014年のトップチーム初出場から6シーズンに渡ってレバークーゼンでプレーしてきたユリアン・ブラント。
リヴァプールやアーセナルなどプレミアリーグからの関心も噂されていたが、ステップアップにチョイスしたのはドルトムントだった。
もともとはスピードとテクニックを活かした突破が武器のアタッカーであったクラブでインサイドハーフのポジションを任されると運動量豊富に上下動するボックストゥボックスのセンターハーフとしてプレーするようになった。あらゆるところに顔を出しながらボールを受ける回数が増え、シンプルにパスを選択する場面が増えて球離れが良くなり、持ち前のボールテクニックと合わさってダビド・シルバのようなセンターハーフとしてプレーしている。
いまではウイングのポジションに逆足の選手を配置するのが主流となっているが、テクニックタイプのウイングをセンターハーフのポジションに配置するパターンも増えてくるだろう。
メスト・エジルに次ぐドイツの10番と言われていたようだが、古典的な10番のエジルに対して、ユリアン・ブラントは新しい時代の10番像と言える。
ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンが独走状態で、それに次ぐ第2グループの位置づけとなるドルトムント。2019-2020シーズンにむけてトルガン・アザールの獲得やフンメルスの復帰など好材料が多く、チャンピオンズリーグでの上位進出も狙えるだろう。
ユリアン・ブラント | |||
---|---|---|---|
シーズン | チーム | 試合 | 得点 |
2013-2014 | レバークーゼン | 14 | 2 |
2014-2015 | レバークーゼン | 35 | 4 |
2015-2016 | レバークーゼン | 44 | 10 |
2016-2017 | レバークーゼン | 40 | 4 |
2017-2018 | レバークーゼン | 39 | 12 |
2018-2019 | レバークーゼン | 42 | 9 |
2019-2020 | ドルトムント | 0 | 0 |
top