【リュカ・ディニュ】バルセロナに別れを告げたフランス代表の左サイドバックがスゴイ。
フランスの名門育成クラブであるリールのアカデミー出身で、フランスの年代別代表にも選出されて将来を嘱望される選手だったリュカ・ディニュ。
パリ・サンジェルマンやバルセロナといった世界トップレベルのメガクラブでは定位置を確保することができず、中堅クラブへの移籍を繰り返している左サイドバックだ。
質の高いボールを送る左足のキックが特徴的な左利きの左サイドバック。ピンポイントであわせるロングクロスはリヴァプールのアレクサンダー・アーノルドと遜色ないレベル。ただ放り込むだけでなくコンビネーションからの仕掛けや後方からの縦パスなどプレーの幅が広い。
ペナルティエリア中央付近まで放り込むロングスローはチームの武器の一つ。セットプレーの跳ね返りにダイレクトであわせたボレーは、もはやリュカ・ディニュの十八番ともいえる。
守備面ではインターセプトに飛び込むシーンも目立ち、センターバックとの距離感や絞る動きなんかも悪くない。スピードや身体の強さでガツガツ来る相手にもそれなりに対応できていて、プレミアリーグのフィジカルサッカーに上手く適応できている。
アンドリュー・ロバートソンやダニー・ローズといったプレミアリーグ屈指の左サイドバックというくくりに、リュカ・ディニュも加えておくべきだろう。
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