【ケヴィン・ラザーニャ】アマチュアリーグから代表選手まで這い上がった苦労人がスゴイ。
アマチュアクラブからキャリアが始まってセリエBのカルピ、そしてセリエAのウディネーゼへとステップアップしてきたケビン・ラザーニャ。
ついにはイタリア代表にも選出された苦労人ストライカーは、近年のイタリア代表に欠けていたセンターフォワードかもしれない。
高さとスピード、そして強烈な左足が武器のセンターフォワードで、ディフェンスをなぎ倒しながら思い切りの良いシュートでゴールに突き刺すイタリアらしいプレースタイルのストライカー。
エル・シャーラウィやキエーザ、ベルナルデスキのようなチャンスメイカーは多くなったが、最終的にゴールを決めるストライカーの人材不足がイタリア代表が低迷した原因といえる。
かつてのイタリア代表にはインザーギやヴィエリのようにゴールを決めることだけを生業とする強烈なゴールゲッターがいたが、センターフォワードにも守備面のハードワークが求められるようになりそんな選手も過去の遺産のようになってしまった。
ケヴィン・ラザーニャの出現によってイタリア代表は新たな道を進むことができるだろうか。
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